JAファーマーズマーケットとさのさと/高知県
2019年4月9日 新築
施設の北・約700mのところからこちらの場所へ移転オープンした「とさのさと」。
移転前から常に多くのお客様で賑わっていましたが、このたび売場面積を約2倍の1500平米に拡張し、
全国最大級の広さを誇るファーマーズマーケットとして生まれ変わりました。
併設するサニーマートとは一部アイテムがバッティングするところもありますが、従来とさのさとはシニア層やプロユーザー、そしてサニーマートは比較的若いお客様とそれぞれ来店されるお客様の層が異なるため、相乗効果を期待されて同一敷地内での共同出店を決められました。
これまでは近郊農家からの集荷のみのだったため、昼には商品がなくなってしまうということもありましたが、2019年1月1日に、県内12のJAと園芸連など5連合が一つに統合したことにより、県内全域から農作物を集められる集荷システムを構築したことで、昼からの商品補充が可能になり、
常に充実した売場をお客様に提供できるようになりました。
売場天井にぶら下がるカテゴリーサインは「ころばし(稲を植える際に使用する昔の農具)」を模したもの。これに付くのは地元・高知西高の書道部の生徒さんによる高知和紙を使用した書です。味のある書と県産材をふんだんに使用した陳列什器が産直ならではのあたたかくほっこりした雰囲気を演出しています。
商品は野菜や花卉のみならず鮮魚も品揃え豊富で、鮮度の良い魚介が並びます。
精肉も「土佐あかうし」や「土佐和牛」など希少な商品の取り扱いもあり魅力的なラインナップとなっています。
併設する「78(なや)カフェ」では売場の商品を使ったスムージーや、高知の素材を使用したジェラートが提供されており、お買い物の合間にちょっと休憩していただける場所としてご好評をいただいています。
地元のお客様はもちろん、観光客にも立ち寄って頂き高知の魅力を最大限に発揮できるようお手伝いをさせていただきました。